琵琶湖文化館 the Museum Of Shiga Pref
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収蔵品

山法師強訴図屏風(やまほうしごうそずびょうぶ)  6曲1隻    江戸時代  本館蔵
 本屏風は、比叡山の山法師(武装した僧侶)が日吉社の神輿を動かして、洛中に強訴(朝廷・幕府に徒党を組み、神威をかざして無理やり訴えを通すこと)に及ぶ様子を描いた作品である。入洛した僧兵と屋敷を警護する武士たちとが対峙する緊張感あふれるクライマックスシーンが描かれている。

この屏風は、延暦寺に伝存するもう一つの屏風と本来一具をなす。その延暦寺本には、僧兵に奉ぜられた神輿が雲母坂を下り、賀茂川を渡って入洛する場面が描かれており、琵琶湖文化館本は、その続きの場面である。本屏風は6曲1双として描かれたが、いつの時代にか片方が延暦寺から出て、一時個人蔵となったものが、戦後間もない昭和25年(1950)に滋賀県に寄贈された。