琵琶湖文化館 the Museum Of Shiga Pref
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琵琶湖文化館について
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あきつブログ

 3月も半ばになりましたが、暖かくなったり、寒くなったりと気候の変化についていくのが大変です。みなサマお元気でお過ごしですか?

 さてさて、琵琶湖文化館では25年度の活動に向けて、少しずつ始動しています!
 まずは、友の会の活動予定をお知らせします!
 新年度もいろいろな行事が目白押しです!ぜひぜひ「友の会」のページをご覧くださいませ。琵琶湖文化館友の会は、休館となってからも、入会数は増えており、会員の皆さん積極的に活動されておりマス。来年度もパワフルに活動していきますよ!

 新しい年度を迎え、友の会の活動にご興味をもたれましたら、ぜひご入会をご検討くださいませ。会員は随時募集しております!


 

 3月になりました。琵琶湖文化館は、年明けから始まった巡回展「近江巡礼 祈りの至宝展」の業務で大忙しの日々が続いていたので「もう3月?!」といった驚きでいっぱいでゴザイマス。巡回展は、あと2回ありますからね。あっと言う間に平成25年度が過ぎ去りそうな気がシマス…。


 それでは、2月のHPアクセス数のご報告です。前月より444件少ない、

1424件でした。1月は一日で160件という奇跡の一日がありましたからね。2月はありませんでした…。


 今回は地域別のアクセスに注目したいと思います。1位・滋賀、2位・東京、3位・大阪、4位・京都、5位・愛知、6位・静岡、7位・神奈川、8位・兵庫、9位・北海道、10位・岐阜といった順位でした。前月、北海道と岐阜は10位以下だったのでこの急浮上が謎ですね~。静岡は順位が下がってきてはいるのですが、訪問ページ数とHP滞在時間はダントツの一位でした!さすが、巡回展開催地域!熱心に見てくださって嬉しい限りデス。


 そして、他に気になったのは検索キーワード。「円空展 お土産」「円空 お土産」といったキーワードで当HPへお見えになった方がいらっしゃったようです。東京で開催されている円空仏の展覧会のミュージアムグッズをお調べだったのでしょうね。それが、当ブログに書いた2011年の友の会の旅行の記事が引っかかるとはッ。 友の会旅行は流行を先取りか?!次は木喰ブーム?


 友の会の話が出たので…、次年度も友の会活動続行決定です!只今、いろんなことを調整中でゴザイマス。詳細は決まり次第、ブログでもお知らせいたしますので、もう少々お待ちくださいマセ。


 
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 ここ数年、琵琶湖文化館の収蔵品は県外・海外で展示される機会が目立っておりましたが、 只今、滋賀県内で展示されています!


 滋賀県立安土城考古博物館 「蒲生郡の風土と遺宝」

 平成25年2月23日(土)~4月7日(日) 休館日:月曜


 文化館からの展示物に関しては、トップページにあります「収蔵品公開情報」のバナーを押していただくと、詳しい情報をご覧いただけます。宜しくお願いいたします!

 

 ここ数日急激に冷え込み、今朝は大津もうっすらと雪が積もり、文化館の屋根の上のトンボの尻尾にも積もっていました。 この冬最後の冷え込みになると良いのですが…。春が待ち遠しい限りです。


 さて、静岡市美術館にて約一ヶ月半開催されました「滋賀県立琵琶湖文化館が守り伝える美 近江巡礼 祈りの至宝展」が11日をもちまして終了いたしました。お越しくださった皆様、 ご協力いただいた関係者の皆様、誠にありがとうございました。

 先日、展覧会で展示されていた近江の至宝は文化館へ戻ってこられ、静岡市美術館・琵琶湖文化館の学芸員さんたちによる点検作業が無事完了いたしました。展覧会の期間中は、実際に展示していない文化館も何かと慌ただしかったのですが、これで一段落といった感じです。


 そして数ヵ月後にはまた開催です!次の会場は、宮城県仙台市の仙台市博物館でゴザイマス。期間は、7月12日(金)から8月25日(日)です。まだまだ先ですが、よろしくお願いいたします!

 
 1月2日から静岡市美術館で始まりました「近江巡礼 祈りの至宝展」が残すところあと3日となりました!近江の至宝を一同に見られるチャンスはあと僅かです。巡回展ではありますが、各会場でしか出展されないものもありますので、明日からの連休に是非お越しくださいマセ!


 展覧会終盤で今更ではございますが、静岡市美術館の違った楽しみ方をご紹介したいと思います。まずは、ロビー。真っ白なんです!そして等間隔に並ぶ柱がオブジェのようです。この空間にいるだけで、いつもと違った時間を過ごしている充実感を味わえるかと思います。


 ロビーにあるミュージアムショップです。こちらのミュージアムショップ、凄く面白いんです!展覧会のオリジナルミュージアムグッズはもちろん、こだわり抜かれた雑貨や絵本もあり、見ているだけでワクワクしますヨ!現在は展覧会に合わせて、近江の関連本も多数取り揃えられています。


ミュージアムショップにはカフェが併設されていて、静岡茶をベースにしたブレンドティーをお楽しみいただけます。 お茶菓子の掻敷と湯呑み茶碗の形、何かの形をしてますネ。


 そして静岡といえば、このような名物もございます。富士宮焼きそばと黒はんぺんフライ。どちらも「魚」の食材が使われていて、香ばしい美味しさです!静岡へお越しの際は、是非どうぞ!


 静岡市美術館のある葵タワーの1階エントランスと美術館ロビーの突き当りにあります多目的室で同時開催されています、写真パネル展「水と神と仏の近江」も見納めとなります。

  今週末、非常に冷え込んでおりますが、三連休をフル活用して是非!若干暖かい(?)静岡へお越しくださいませ!

 
 新年を迎え一ヶ月を過ぎました。皆サマ、如何お過ごしでしょうか?静岡市美術館で開催中の「近江巡礼 祈りの至宝展」の準備や展示替えなどで大忙しの琵琶湖文化館でしたが、その展覧会が遂に再来週で終了ですッ。早ッ!あと約一週間の会期です。このチャンスをお見逃しなく!


 では、1月のアクセス数のご報告です。前月より466件増えまして1868件でした!急激です!しかも、1月25日は一日で160件ものアクセスがありました!たった一日で普段の倍以上のアクセスですよ?謎です…。


 全体的に色々調べてみますと、やはり静岡県からのアクセスが多く、ご新規の方が沢山いらっしゃいました。展覧会がスタートし、琵琶湖文化館学芸員による講演会が2回開催されたこともあり、興味を持ってくださった方が増えたのでしょうか?これからもどうぞご贔屓によろしくお願いいたします。


先週お知らせいたしました「日曜美術館・アートシーン」を見て下さった方、番組を見て静岡まで足を運んでくださった方もいらっしゃったようで有難うございました。時間は短かったですが、紹介された中で唯一の仏教美術展だったので、とても印象的でゴザイマシタ。

 明日、2日には静岡市美術館学芸員さんによる近世絵画に着目したギャラリートーク「この一点をとことん語る」 というイベントが開催されます。この機会に是非ご覧になってくださいませ!

 
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毎週日曜日の朝と夜に放送されている、Eテレ(旧・教育テレビ)の「日曜美術館・アートシーン」で、静岡市美術館で開催中の「近江巡礼 祈りの至宝展」が紹介されます!


1月27日(日) Eテレ 午前9時45分~10時         

              「日曜美術館 アートシーン」

               (再放送・午後8時45分~9時)


  「日曜美術館」とは別番組になっていますので、予約録画をされる場合はご注意くださいませ。 よろしくお願いいたします!


 
 厳しい寒さが続きますね。しかし、寒さに負けていられません!

 静岡市美術館で開催中の巡回展「近江巡礼 祈りの至宝展」の前期展示が終了し、本日1月22日(火)から後期展示が始まりました!


 文化館の学芸員さんは、この展示替え作業のために静岡市美術館に行ってきました。20日の閉館後から21日の休館日の間に作業を行い、今回は絵画作品がほぼすべて入れ替わり、新たに30点ほどの作品がお目見えします。

 実はこの「会期中の展示替え」には重要な意味があります。
 日本の文化財は大変ぜい弱です。特に今回入れ替えた絵画には、絹糸や膠(にかわ)といったものが使われています。長い期間展示しておくと、絹糸などが傷んだり、絵の具が退色してしまいます。現在のところ、劣化を完全にくい止める技術はなく、文化財を守るためには、より良い環境に置いたり、展示期間を一定に決めたりすることが大切になります。
  「いっぺんに作品を見たい!」と思う方もいらっしゃると思いますが、会期の途中の展示替えは、文化財を守り、末長く伝えるために行われるということを知っていただけたら嬉しいです!

 そして、展示方法も作品に負担をかけない工夫をします。今回も事前に皆で打ち合わせをし、方法を考えて作業を進めます。その他、照明などにも気をつけます。
  このようにして新たに展示しました作品に会いに、どうぞ足をお運びくださいマセ!

  なお、本展の半券をお持ちの方は、200円引きになりますヨ!お待ちしています!!

 

 静岡駅前が凄いことになっています!只今、静岡市美術館で巡回展「近江巡礼 祈りの至宝展」の開催中でございますが、そのPRポスターや看板が至る所に設置されております。


 静岡駅の構内の柱、地下の広場、地下の通路、商店街の街灯などなど。静岡へお越しの際には是非チェックしてみて下さい!




 そしていよいよ展覧会の前期最終日が迫ってまいりました!ポスターになっている重要文化財「薬師如来像」と静岡でお会いできるのは20日までですヨ。お見逃しのないよう、是非お越し下さいませ。そして22日からは、後期のスタートです。作品がかなり入れ替わりますので、こちらもお見逃しなく!


 

 昨日、琵琶湖文化館友の会新春のつどい講演会が開催されました。友の会会員様、一般参加者様と合わせて46名の方々がお越しくださいました。


 今回は、「展覧会におけるデザインの役割」と題しまして、展覧会デザインのプロである大向デザイン事務所の代表・大向務氏にお越しいただきました。因みに、今、静岡市美術館で開催中の展覧会「近江巡礼 祈りの至宝展」の図録やミュージアムグッズも手がけていらっしゃいます。


 今までに手がけられた展覧会のチラシ・ポスターを沢山ご紹介して下さったのですが、電車内・駅などで誰もが見かけたことのあるものばかりでした。どれも、展覧会の趣旨や展示物のイメージにぴったりの素敵なデザインなのですが、そこへ更に!多くの人々が行き交う場所で、どのように展覧会のことを印象づけるかというアイデアまでも盛り込まれているそうです。展覧会へ足を運んで頂くためのツールですが、展覧会の内容同様、見ごたえのある一つの作品なんだな~と改めて思いました。展覧会へお越しの際は、是非、図録と共にチラシも記念にお持ち帰りくださいマセ。


 講師を務めて下さった大向様、大変貴重なお話を有難うございました!

そして、大変寒い中お越しくださった皆様、有難うございました!

 

新年 あけましておめでとうございます

              今年もどうぞ よろしくお願いいたします


 昨年も今年も非常に慌ただしい琵琶湖文化館でゴザイマス。東京・三井記念美術館での展覧会が終わったかと思えば、もう、静岡市美術館で次なる展覧会がスタートしておりますヨ!先日、準備中の会場へお邪魔したのですが、場内が白い壁なので非常に明るかったです。三井記念美術館は落ち着いた室内・照明で重厚な趣でしたが、白い空間で見る展示物は違った印象で楽しめるのではないでしょうか?もちろん、前回の展覧会へお越しではない方、仏教美術は見たことがないという方も楽しめる空間になっております!ちょっとした仕掛け(?)もありますヨ~。是非、お越しくださいませ!


 さて、12月のアクセス数のご報告です。224件減りまして、1402件でした。急にガクッと減りましたねえ。でもでも、たくさんのページを見てくださった方が多かったようで、サイト滞在時間は前月より長かったのですよ。ありがとうございます!検索キーワードを見てみると、現在開催中の展覧会のタイトルがだいぶ増えてきました。そして、展覧会のページがトップページ以外の中で第1位でゴザイマシタ。今後、静岡で仕入れてきたネタをブログにアップしていきますのでお見逃しのないよう、よろしくお願いいたします!

 
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 寒い日が続きますが、皆サマ元気にお過ごしでしょうか?

 いよいよ12月23日(土)から、静岡市美術館での写真パネル展「水と神と仏の近江」が始まりました!
  このパネル展は、来年1月2日(水)開催の静岡市美術館の展覧会「滋賀県立琵琶湖文化館が守り伝える美 近江巡礼 祈りの至宝」の関連事業で、近江で育まれた神や仏の美術や風景などを先行して紹介しています。こうして近江の歴史や美術を全国の方々にご紹介できるのは嬉しい限りです。

  会場は静岡市美術館・多目的室と静岡市美術館が入っている葵タワー1階エントランスの2箇所なのですが、特に1階エントランスは憩いの場でもあり、行き交う人々がさっそく足を留めてパネルを熱心にご覧になっていました。初日の12月23日(日)は先着50名様に「近江の美術」などの冊子をプレゼントしました!お渡しする際に「今日からパネル展ですね!」「展覧会のチケットもこれから買いに行きます!」などと、お声をかけてくださる方もいらっしゃいました。

 また、上階の静岡市美術館の会場は明るく開放的で、ゆったりと作品をご覧頂くことができます。両会場とも入場無料です。葵タワーにお越しの際には是非足をお運びいただきましたら幸いです!

 さてさて、今年も残りわずかとなりました。今年1年も皆サマには温かなご支援賜りまして、誠にありがとうございました。琵琶湖文化館は、年明けすぐに1月2日から上記の「近江巡礼 祈りの至宝」展が始まり、今年以上に盛り上がりそうな予感です!
 来年も引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。それでは良いお年をお迎えくださいマセ。
 

 

 第8回目の滋賀の文化財講座「打出のコヅチ」が先日開催されました。大変寒い中、58名の皆様がお越しくださいました。ありがとうございました!


 今回は、「近江の高麗仏画」をテーマに県教委文化財保護課の古川史隆氏が文化館の収蔵品・県内の高麗仏画の歴史・技法・特徴など、画像を用いてわかりやすく解説してくださいました。特に仏画を拡大した画像で、手足の描き方・衣の柄など、日本の仏画と比較したお話にはみなさん頷かれていました。今後、展覧会などで仏画を鑑賞される際に、今までとは違った視点からも楽しめるようになるのでは?と思います。


 さて、平成24年度の滋賀の文化財講座「打出のコヅチ」は、今月の第8回をもちまして終了いたしました。トータル489名の皆様に受講していただきました。前年度を上回りましたヨ。ありがとうございました!

 来年度も開催が決まりましたら、宜しくお願いいたします!

 

 あと約2週間で2012年が終わります。クリスマスが迫っていることもあり、街中はイルミネーションで賑やかになってきていますが、琵琶湖文化館はそんな年末ムードに関係なく、年明けから始まる静岡展に向けて大忙しの毎日を送っております。静岡展が始まる前に、写真パネル展が23日にオープンいたしますので、こちらの方も是非とも宜しくお願いいたします。


 さて、今年の5月から始まりました滋賀の文化財講座「打出のコヅチ」が、今週の20日をもちまして、平成24年度の最終回となります。今年最後の文化財学習納めに是非、お越しくださいませ!


滋賀の文化財講座「打出のコヅチ」

第8回「近江の高麗仏画」 講師:古川 史隆 氏(県教委文化財保護課)

会場:コラボしが21 3階 大会議室

日時:12月20日(木) 13時30分から 受講無料


そして、滋賀県博物館協議会30周年記念「しが県博協まつり」のスタンプラリーで、琵琶湖文化館のスタンプを押せるのは、20日の「打出のコヅチ」の会場が最後のチャンスです。淡海博物館・美術館マスターを目指している方も是非お越しくださいませ。

 

 琵琶湖文化館友の会見学会、2日目のご報告です。

  早起きして日の出の写真を撮影しました。日の出前の富士山は、山頂の雪が薄紅色に染まり幻想的でございました。友の会会員様がお一人来られて、日の出の撮影大会に。松の木越しの日の出など、いろいろ工夫を凝らし撮影されていました。山に囲まれた滋賀県では見られない、貴重な風景でした。

 

 2日目最初の見学先は、藤枝市にある十輪寺さんです。こちらでは木喰作、虚空蔵菩薩像と子安地蔵菩薩像を拝見しました。二躯とも均整のとれた光背が太陽のようで印象的でした。十輪寺さんではご住職様が法要・法話もして下さり、木喰は60歳を過ぎてから彫刻を始めたことから、人生とは肩書きではなく何をしてきたかが大事というお話に皆さま、深く頷かれてらっしゃいました。


 次の見学先は、同じく藤枝市にある梅林院さんです。こちらの木喰仏はかなり特徴的です。薬師如来像と子安観音菩薩像ともに、髪と眉毛が黒く塗られています。木喰自身が塗ったのではないそうです。像自体、白っぽい色をしているので塗られた部分がかなり目立ちますが、なんともいえない可愛らしい雰囲気を醸し出しています。


 次の見学先は、泉秀寺さん。歴史あるお寺ですが、本堂や併設されている建物は完全バリアフリー化!現代的ですね~。こちらでは大黒天像、子安観音像を拝見しました。肉眼ではほぼ見えないのですが、光背にはお経がびっしり書いてあるそうです。それぞれ一日で作り上げたとかッ(驚)。


 次の目的地は日本平で昼食です。静岡名物桜えびづくしの御膳です。沖上がり鍋、桜えびの佃煮、桜えびのちらし寿司、桜えびのかき揚げと、本当に桜えびづくしでした。「沖上がり」とは漁から戻った漁師さんが体を温めるための漁師料理だそうです。


 昼食後、出発まで時間があったので、お土産屋さんを覗いたり、中には見晴らしのいい場所へ登っていかれるお元気な方も沢山いらっしゃいました。皆さんの後を追って登っていくと、富士山と駿河湾を一望できる素敵な場所がありました。とても良いお天気だったので富士山がハッキリ見えました!


 最後の目的地は久能山東照宮、久能山東照宮博物館です。階段が多く、杖を使われている方には大変な場所でしたが皆さま元気よく奥廟まで歩かれていました。天気が良かっただけに、絢爛豪華な社殿の鮮やかな色使いが木々の緑や青空に映えてとても美しかったです。 博物館には家康公ゆかりの品々が展示してあり、甲冑や刀など武将らしいものが殆どでしたが、そんな中際立っていたのが「洋時計」でした。戦国時代にハイカラなものを愛用していたとはさすがです。


 良いお天気に恵まれ、歴史ある社寺・数々の木喰仏・名宝・静岡名物・素晴らしい景色、静岡を満喫できた二日間でした。ご参加いただいた皆さまのご協力もあり、充実した楽しい旅となったことに感謝いたします。そしてお世話になった訪問先の皆様、バス会社の皆様、有難うございました。またこのような機会がありましたら、宜しくお願いいたします。

 

 とうとう12月に入りました。今年も残すところあと約1ヵ月。じわじわと足元の冷え込みに冬の到来を感じる今日この頃でございます。

 去年の今頃は、韓国展の準備で大忙しでしたが、今年の12月は静岡展に向けて大忙しです。琵琶湖文化館は止まりません!何故なんでしょう?休館中なのにこの忙しさ(笑)。

 そんな最中、冬の琵琶湖名物・時雨模様の虹に癒され心に平安を取り戻しつつ、業務に邁進しておりますッ。


 さて、11月のアクセス数のご報告です。 前月より28件アップの1626件でした。検索キーワードを見てみると、「近江巡礼 祈りの至宝展」が上位に来ておりました。有り難うございます。是非、静岡市美術館へもお越し下さいマセ。

 そして目に付いたのが、ウィキペディア経由で訪問して下さった新規の方が多くいらっしゃいました。「空から日本を見てみよう+」放送日にアクセス数が上昇していたので、興味を持って調べて下さったのかもしれませんね。

 そしてもう一つ目に付いたのが、海外からのアクセス。2位のアメリカ、5位のフランス共にHP平均滞在時間が約1時間!そんなにじっくり何を見て下さっていたのか気になりますね~! 外国語に対応していない当HP。ブラウザーの自動翻訳機能が活躍していることを祈ります…。


 
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 来年1月2日から静岡市美術館で開催されます「滋賀県立琵琶湖文化館が守り伝える美 近江巡礼 祈りの至宝展」の関連イベントとして講演会が行われます。

  講師は、琵琶湖文化館のベテラン学芸員さん達が担当されます。文化財講座「打出のコヅチ」以外での講演会は中々ない機会ですので、展覧会鑑賞と合わせてお越し頂ければ、より一層、展覧会の内容を深く知る事ができるかと思います。

  静岡までは若干遠いかも知れませんが、日帰り小旅行には丁度良い距離かと思います。雪の富士山・静岡おでん・静岡茶など、観光も兼ねて是非お越し下さいマセ!



講演会「近江の神仏-祈りの至宝-」


  日 時:2013年1月5日(土) 14:00~

  講 師:井上 ひろ美(滋賀県立琵琶湖文化館学芸員)

申込締切:2012年12月11日(火)必着。応募者多数の場合は抽選



講演会「六道絵の世界-地獄を見て極楽を知る-」


  日 時:1月20日(日) 14:00~

  講 師:上野 良信(滋賀県立琵琶湖文化館学芸員)

申込締切:2013年1月11日(金)必着。応募者多数の場合は抽選


   会 場:静岡市美術館 多目的室

  参加料:無料

   対 象:どなたでも 100名

   申 込:静岡市美術館HP申込フォームまたは、往復はがきにてお申込み下さい。 


<往復はがきでのお申込み方法>※返信用はがきに宛先をご記入下さい。

① 催事名、催事日

② 氏名(参加人数分)

③ 年齢

④ 住所(郵便番号から)

⑤ 電話番号


をご記入の上、


【〒420-0852 静岡市葵区紺屋町17‐1 葵タワー3階 静岡市美術館】へお送り下さい。

(※1件につき4名様までお申込み頂けます)


ご参加、お待ちしております!

 
 毎月開催している「滋賀の文化財講座打出のコヅチ」ですが、今年度は残すところ、あと2回になりました。

 明日11月22日(木)は第7回目「近江の肖像」と題して、琵琶湖文化館の学芸員が講師を務めます。

まだ参加のお申し込みがお済みでない方、ふるってご参加下さいマセ!

   なお会場はコラボしが21 3階中会議室、時間は13:30~15:00です。当日参加もできます。皆さまのご来場心よりお待ちしておりマス!!

       
 
 現在、三井記念美術館で開催されている特別展「琵琶湖をめぐる 近江路の神と仏 名宝展」が11月25日(日)で終了となります。いよいよ1週間を切りました!
 
 まだご覧になっていない方も、これまでご来場下さった方も、ぜひとも足をお運びいただけましたら幸いです!

 思えばまだまだ暑さ厳しい9月の初旬に始まった展覧会でしたが、あっという間に約2ヵ月半たちました。

 途中展替えも行っております。最後の1週間、皆さまのお越しを心よりお待ちもうしあげております!      
 

 琵琶湖文化館友の会見学会が、11月7・8日に行われ、静岡県浜松市~静岡市へ行って来ました!

  前日まではすっきりしないお天気でしたが、見学会当日は見事な快晴!琵琶湖文化館友の会の見学会は良い天気になるという伝説は、まだまだ継続中デス。


 最初の見学先は、浜松市にある摩訶耶寺さんです。歴史ある風格が漂う本堂でご住職様による解説をお聞きし、収蔵庫では3躯の仏像を拝見しました。中でも、重要文化財の木造千手観音立像は、唇を珊瑚の染料で彩られた女性らしい雰囲気のある観音様でした。敷地内には、平安時代様式を持つ鎌倉時代に作られた庭園もあり、皆さま撮影タイムとなりました。


 次の目的地は、浜松市にある鰻屋さんで昼食です。浜名湖と連なる猪鼻湖の畔にお店があります。浜松といえば、これですね。鰻!例に漏れず、昼食に選びましたヨ。厚みがあり、ふっくらした鰻の蒲焼き、大変おいしゅうございました。


 3ヶ所目は、同じく浜松市内にある宝林寺さん。中国明朝様式の仏殿には朱色をしたご本尊釈迦三尊像が祀られ、異国情緒が漂う空間でした。敷地内には「金鳴石」という金運に御利益がある石があり、皆さんこぞって叩いておられました。どなたか、宝くじが当たったなどのご報告、お待ちしておりますッ。


 1日目最後の見学先は光泰寺さん。今回の旅のメインテーマである木喰仏と、ついにご対面です!こちらでは、木喰仏の准胝観音像、聖徳太子像を拝見しました。丸い頬に満面の笑みを浮かべ、見ているだけで穏やかな気持ちになれます。皆さま、食い入るようにじっくり見入ってらっしゃいました。


 光泰寺さんを後にして、本日のお宿へ。焼津の海辺の高台にある、大変眺めの良い場所にあるお宿でした。部屋からは海しか見えません!窓の左側を意識して見るとうっすら富士山が!そして夕食は海辺の町だけあって、海の幸がてんこ盛り!鮪づくしの舟盛りが一人につき一艘!美味しくて品数も多く、とても豪華な夕食となりました。


  この日は朝からずーっと良いお天気で、上着を着なくても過ごせる快適な気候でした。静岡方面は温暖な気候だからなのか、滋賀ほど紅葉が進んでいなくて、まだキンモクセイが咲いていました。

 集合場所のバスに他の団体のお客さんが紛れていたり、運転手さんが翌日の見学先へと向かってしまうハプニングもありましたが、見所満載の見学先を沢山巡り、楽しい一日となりました。2日目の様子は、後日お伝えします。お楽しみに~!

 

 緊急告知です!BSジャパンで放送されている人気番組「空から日本をみてみようplus」で滋賀の上空が紹介されます!

 そしてなんと、琵琶湖文化館へも取材に来られましたッ。どんな内容かはお楽しみに~。

 

 

             11月13日(火) 夜8時から放送

 

         BSジャパン 「空から日本をみてみようplus」

 

              琵琶湖沿岸・前編(大津~彦根)

 

翌週は、「後編」が放送されます。どちらもお見逃しなく!!

 

 ここ数日で急激に冷え込み、湖上に建つ琵琶湖文化館は早くも底冷えが始まっております。外の方が暖かく感じます・・・。 季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですが、まだまだスポーツの秋!食欲の秋!です。冬に備えて体力を付けましょう~。

 

では、10月のアクセス数のご報告です。前月より1849件減りまして、1598件でゴザイマシタ。前月は東京・三井記念美術館で特別展「琵琶湖をめぐる 近江路の神と仏 名宝展」が始まった事もあり、琵琶湖文化館に興味を持って下さった方が急激に増えたようですが、10月は落ち着いてしまったようですねえ。それでも、検索キーワードを見てみると、展覧会の名前で検索して見に来て下さった方は沢山いらっしゃいました!展覧会は、今月25日迄です。先日、2回目の展示替えが終わり「展示室7」がかなり入れ替わっております!すでに観に来て下さった方にも、改めて楽しんでいただけるかと思いますので、この機会に是非ご覧下さいませ。

 
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 あっという間に10月も下旬になりました。秋本番を迎え、食欲の秋、行楽の秋と何かと楽しい時期ですね。

  さてさて、東京・三井記念美術館で現在開催中の「琵琶湖をめぐる 近江路の神と仏 名宝展」の入場者数が30,000人を突破しました! 多くの方々にご来場いただきまして、誠にありがとうございます!色々なメデイアで取り上げられたり、ブログで紹介されたりとますます多くの人の関心を呼んでおります。

 そのような中、先日嘉田滋賀県知事が本展覧会にいらしてくださいました!
ご多忙な中お越し下さいまして、ありがとうございます。
  文化館の学芸員さんも付き添って、展覧会をご覧下さいました。学芸員さんの解説に終始深くうなづいて、感慨深げに聞いていらっしゃいました。その様子は、滋賀県HP「インターネット知事室 かだ便り」にも掲載されています。

 本展覧会は11月25日(日)までとなっていますが、まだまだ1ヵ月あります。多くの皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げております!  これから、寒くなってまいりますので、どうぞお体には気をつけてくださいネ!

     
 
 琵琶湖文化館付近の街路樹が少しずつ色づきはじめました今日この頃、皆さまいかがお過ごしですか?
 
 昨日、滋賀の文化財講座「打出のコヅチ」が開催され、46名の方にご来場いただきました。ありがとうございました!
 今回は琵琶湖文化館のベテラン学芸員さんが「琵琶湖文化館所蔵の近世絵画」と題して、館蔵の江戸時代を中心とした近世絵画をご紹介しました。

 琵琶湖文化館の仏教美術は全国的によく知られていますが、実は近世の絵画(屏風や襖絵、文人画などを仏教絵画と区別して世俗絵画と呼んだりします)の名品の数々があります。今日はその作品を一つ一つ解説されました。例えば・・・「山法師強訴図屏風」(これは10月10日付のブログでも紹介しましたネ)や、曾我簫白、伊藤若冲、狩野栄信、宋紫石、森狙仙、岸岱、横井金谷、月岡雪鼎などなどの江戸時代を代表する絵師達による絵画作品です。これだけの名前だけでもそうそうたるメンバーです!
 この中には、これまでの琵琶湖文化館の活動の中で、広く世に出た人もおり、博物館が新しい作品や作者を発掘・紹介する役割を担っていることもお話されました。
  ベテラン学芸員さんによる名調子で、あっという間の90分の講座でした!

 次回の打出のコヅチは、11月22日(木)「近江の肖像」と題して、琵琶湖文化館の学芸員がお話いたします。ふるってのご参加お待ち申し上げております!会場はコラボしが21(大津市打出浜 びわ湖ホール向い側)、時間は午後1時30分~3時です。
     
 

 お知らせです!!

 10月1日から来年2月28日の期間に、「淡海の博物館・美術館スタンプラリー」が実施されます!
  これは、滋賀県博物館協議会30周年記念事業の一つとして、県内の博物館・美術館を廻ってスタンプを集めよう!と企画されたものです 。

 そして、琵琶湖文化館は休館しておりますが、「打出のコヅチ」(10月18日・11月12日・12月20日)の会場で、スタンプを押していただけます!

  芸術の秋、行楽の秋を迎え、どうぞスタンプをご活用くださマセ!5個 集めて応募すると抽選でステキなプレゼントがもらえるそうですよ!

 スタンプラリーの詳細や問い合わせはコチラまで
     滋賀県博物館協議会事務局
     TEL.077-568-4811
     〒525-0001滋賀県草津市下物町1091
      滋賀県立琵琶湖博物館内
     インターネットホームページ
       http://www.lbm.go.jp/kenhaku/

 

 少し冷たい秋風を感じながら空を飛んでいるあきつです。皆サマお変わりなくお過ごしでしょうか?

 おかげさまで、東京の三井記念美術館での展覧会は、作品の展示替が行われて、ますますパワーアップしております!

 そして、文化館では展覧会の他にも、様々なお仕事が待っていて、毎日てんてこまいです!先週一週間を振り返ると、収蔵品の貸し出し、調査、打ち合わせ、お預かりしている作品の一時返却・・・などなどが行われ、来館の方も多く、また、学芸員さんも外に出て行ったりとバタバタしております。その間に原稿執筆などもあります。文化館は休館中ですが、おおいに活動しておりマス。

 そのような中 、10月7日付の京都新聞に「日吉大社の神輿数百年ぶり入洛」の記事を発見!

 中世には、延暦寺などの有力寺院の僧侶が武装し、朝廷・幕府に対して神威をかざして強引に要求を通そうとした「強訴」がたびたび行われました。その時に神輿を担いだのです。
 実はこの「強訴」の様子を描いた屏風が琵琶湖文化館にあります。「山法師強訴図屏風」という作品で、武装し神輿を担いだ僧兵が入洛し、武士達と対面するというクライマックスシーンが描かれています。僧兵による強訴は有名ですが、その様子を描いた絵画作品は少なく、この屏風は貴重な作例といえます。屈強な僧侶とそれを迎える武士が対峙する緊迫した場面は迫力があります!

 モチロン今年行われた神輿の入洛は「強訴」ではなく、和やかに入洛して、平安神宮を参拝したそうですよ!

 以上、文化館の近況や気になる記事をあきつがお伝えしました! 朝晩の寒暖の差が激しくなってきました。皆サマどうぞ体調にはお気を付けくださいマセ。


 

 先日、琵琶湖文化館友の会・第2回見学会の下見で、静岡県浜松市から静岡市にかけて、7箇所の見学先をお邪魔してきました。

 残暑厳しく青空が広がる大変良い天気で、絶景の富士山を期待していたのですが、残念ながら遠くの景色は白く靄がかかり見えず・・・。因みにこの日は、富士山初冠雪だったそうです。


 見学先の候補地が決まると、事前にインターネットで徹底的に調べるのですが、実際に行ってみないとわからない事もあります。特に気を遣うのは、バスを降りてから見学先までの距離と歩きやすさ。そんな事も考慮しつつ試行錯誤しております。

 今回、予定していた訪問先で1箇所、駐車場からお寺までの距離がかなり長いという事が発覚!というちょっとしたハプニングもありましたが、新たな見学先を見付け、なんとか無事に見学会のスケジュールを組み立てることができました。


 友の会会員様、見学会のご案内は今週お送り致します。会員ではない方、この機会にご入会いただければ見学会に間に合うかも?まずは、お問い合せ下さいませ。

 仏像・建造物・歴史に興味のある方には必見の旅となっております。 そして静岡の絶景・味覚・温泉も楽しめます! ご応募、お待ちしております!


 

 昨日は大型の台風が日本列島を通過し、滋賀も昼過ぎから夕方にかけて強風・大雨に見舞われました。出勤早々、学芸員さんは館内・館外のチェックに。今のところ、大きな異常は見付かっておりませんが、台風の威力を思い知らされました・・・。皆様の地域は、ご無事でしたでしょうか?


 それでは、9月のアクセス数のご報告です。ナント3447件!前月より1811件アップです!9月21日は、この日だけで214件もッ。地域別でみてみますと、東京からのアクセスがダントツ1位!2位・滋賀、3位・神奈川、4位・大阪、5位・埼玉、6位・千葉、7位・京都、8位・愛知、9位・兵庫、10位・群馬と、上位に関東の5地域がランクインです。もちろん、特別展のページがアクセス数1位でした!特別展を切っ掛けに、多くの方々が当HPへ訪問して下さって大変有り難く思います。これを機に、秘かに大胆に活動中の琵琶湖文化館の動向を見守って頂けたら幸いです。

 
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